昨年夏に、伊勢志摩を中心とした三重県オールロケという形で撮影された、映画『逆境ナイン』がついに7月2日、全国封切りとなります。約2ヶ月間、合宿状態で撮影が行われた現場では、3度の台風襲来など、まさに様々な逆境がありましたが、それも全力で跳ね除けて完成した作品ですので、観る人に勇気と希望を与えてくれるに間違いないでしょう!!
また、この作品には、伊勢志摩地域のエキストラのみなさんがのべ約5000人が参加し、まさに地域のみなさん全員で作り上げた作品だと思っています。伊勢志摩FCでも、約2ヶ月間、監督始めスタッフのみなさん、エキストラのみなさんと過した日々は、地域にとっての宝だと思っています。今度は、ぜひ、映画館でその感動を甦らせましょう!! |
<伊勢志摩フィルムコミッション> |
作品名:映画『逆境ナイン』
出演者:玉山鉄二・堀北真希・田中直樹・藤岡弘
監督:羽住英一郎
企画・制作プロダクション:ROBOT
配給:アスミックエース
公開:7月2日(土)全国ロードショー |
大阪ロケーション・サービス協議会は今年の3月26日から3日間、韓国映像製作関係者招聘プログラムの第2弾として、MTV-KOREA(ミュージック・テレビジョン・韓国)のプロデューサーら2名を大阪に招聘しました。
同局は日本人DJの古家正亨氏が日本の楽曲やプロモーションビデオをオリジナルで流す、韓国では唯一の番組「J-BEAT」を制作しており、今回の招聘で同番組初の海外ロケ、大阪特集が実現しました。
韓国で同番組を制作する際は、事前の撮影許可申請などは行わず、その場で交渉し撮影を行うというスタイルだそうです。でも日本ではそうはいきません。今回の大阪ロケでは、1日半で1時間番組を2本分撮影するという非常にタイトなスケジュールという事もあり、私どもはコーディネーター兼DJの古家氏と何回か電話などで打ち合わせを重ね、事前に場所の選定と取材申し込み、許可申請等を行いました。
韓国と日本の両国でロケ経験のある古家氏によると、突発的なロケでも警察などが支援してくれる韓国の撮影事情に比べると、やはり日本は撮影が難しいという印象はあるということです。以前私どもが韓国ドラマ・ロケに協力した際は、日本の撮影事情を理解してもらえず、韓国で行われるようなやり方で撮影を行いトラブルが生じました。
今回来日された2名はある程度日本文化に精通し、また、古家氏が韓国語も話せるということで、日本のこうした事情を考慮しながら撮影を行っていただけました。意思疎通が図れることで非常に円滑に撮影が進み、文化の違うロケ隊を受け入れる際にはいかにして友好的な関係を築くかという事が重要な事であると痛感いたしました。
番組内では大阪にゆかりのあるアーティストや日本音楽事情を紹介するだけでなく、大阪の街や観光名所の紹介、地域文化などもレポートしており、韓国の視聴者からは非常によい反応があったそうで、大阪という街をかなりアピールできたと思います。
ただし残念なことに竹島問題などの影響により同番組も大阪特集を最後に休止中とのことです。 |
<大阪ロケーション・サービス協議会> |
伊勢志摩フィルムコミッション(FC)も今年6月をもって、早いもので3年を迎えます。支援実績は、まだまだ少ないですが、問い合わせ等も順調に伸びています。さて、そんな中、地元に頼もしい仲間たちが生まれました。その名も“伊勢映画人会”! この会は、地元の映画好きの方々が集まり組織された団体で、映画と地元をこよなく愛する団体です。伊勢志摩FCとしましても、地域からこのような取り組みが行われてきたことは、連携強化を進めるうえで、本当にありがたいことです。これからも、地域との連携を図りながら、伊勢志摩のサポート体制を強化してきたいと思っています。
なお、早速ですが、“伊勢映画人会”の声かけにより、井土紀州監督による、自主制作映画『荒地(仮)』が、3月下旬〜4月上旬にかけて、伊勢志摩で撮影が行われました。主要キャストやスタッフなどもすべて、地元でオーディションを行う熱の入れようで、まさに地元全体を巻き込んでの作品になりそうです。 |
<伊勢志摩フィルムコミッション> |
■主 催: |
あつぎフィルム・コミッション協議会(平成17年3月14日設立) |
■日 時: |
平成17年3月20日(日)午後2時から |
■会 場: |
厚木ロイヤルパークホテル |
■内 容: |
女優 名取 裕子氏(県立厚木高校出身)による記念対談。
映像制作関係者、全国フィルム・コミッション連絡協議会役員、県内フィルム・コミッション担当者、地元ロケ地提供者によるパネルディスカッション
△パネルディスカッション出演者
*映画監督 秋山 貴彦氏(映画「HINOKIO(ヒノキオ)」監督。平成16年3〜4月市内にて撮影。平成17年夏公開予定。)
*(株)ザ・ワークス プロデューサー 霜田 一寿氏(テレビドラマ「ライオン先生」平成15年9〜11月市内にて撮影。)
*横浜フィルムコミッション 森 智子氏(県内最初のフィルムコミッションの担当として活躍中。)
*元湯旅館女将 石川 信子氏(TVドラマのロケ地として数多くの番組に撮影協力。) |
■申し込み: |
受付は終了いたしました。 |
■期 日: |
平成17年3月20日(日)〜25日(金) |
■会 場: |
進富座(三重県伊勢市曽弥2丁目8-27) |
■主な催し内容: |
第2回短編ビデオコンテスト入賞発表・上映会
映画『お伊勢まいり』の上映と講演
トークライブ「伊勢真一監督と仲間たち」
〜ドキュメンタリー映画の手法と魅力〜
ヒューマンドキュメンタリー作品一挙上映 |
■参加方法: |
下記事務局までお問い合わせください
事務局:伊勢市観光政策課 |
「第2回伊勢映画フェスティバル」WEBサイト:
http://www.h5.dion.ne.jp/~shintomi/ise/
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■日 時: |
平成17年3月25日(金) 午後3時〜4時30分 |
■会 場: |
舞鶴市政記念館ホール(北吸) |
講 師: |
(株)ロボット 安藤 親広氏(プロデューサー)
(株)インナップ 松岡 利光氏(制作担当) |
■内 容: |
テーマ「市民の力がロケをささえる!」
若き海上保安官の友情と愛を描いた映画『海猿』の呉市でのロケの模様やエピソードなどを中心に2人の映像制作者(プロデューサー、制作担当)によるトークショー |
■募集人員: |
100名程度(先着順) |
■参加料: |
無 料 |
■募集期間: |
3月1日(火)〜3月24日(木) |
■申込方法: |
電話で参加者全員の住所、氏名、電話番号、ファクス番号、年齢、参加人数を市役所商工観光課(舞鶴FC事務局)までお申込みください。(電話 ) |